大学生になると機会が増えるプレゼン。大学入学以前にも経験のある方は多いようですが、「少しやっただけ」「慣れていない」「自信はない」という声は多いものです。そういう皆さんに、プレゼンの初歩の初歩についてお届けします。
プレゼンとは?
プレゼンとは、他者に対して何かを発表すること。スクリーンやモニターに資料を映し出しながら発表する、アレです。
ほかにもいろんなパターンがあるので、あとで紹介します。入試で面接を受けた方はいますか?あれも、立派なプレゼンです。
目的は相手を動かすこと
プレゼンの目的は、発表をとおして、聞き手の認識や考え、行動を動かすこと。就活の面接であれば、面接官に「この学生を採用したい!」と思わせることが目的ですね。
「自分のことを知ってもらう」というのは、あくまでも手段。そこを間違えると、発表自体が目的になってしまうのでご注意を!
方法はいろいろ
口頭のみ
もっともシンプルなのが口頭だけの発表。身近なところでは自己紹介や面接、セレモニーでのスピーチ、議員さんの演説などです。とにかく自分だけが頼り。
シンプルだけどいちばん難しいかもしれませんね。
口頭 & 配布資料
大学生がもっとも多く経験するのがこのタイプ。ゼミでの発表、実習・実験や活動の報告、などです。
事前準備に配布資料の作成が必要。文字だけでなく、図表や写真などの画像も活用可能。事前配布すれば、聞き手も準備をしてプレゼン当日に臨めるので効果的。
口頭 & スライド
ゼミより規模の大きい場ではこのタイプが多い。大画面モニターや大型スクリーンにスライドを映し出しながら、口頭発表を行います。研究・制作の発表のほ か、企画提案、活動報告などです。
映像などのあらゆる視聴覚資料が活用可能。とにかくインパクト大。
口頭 & 作品
美術やデザインなど、分野によっては何度も経験するタイプ。作品の講評会や合評会など。中間報告として行うこともあります。
口頭では作品のコンセプトや背景、制作過程などを発表します。とにかく作品の存在が大事。
口頭 & ポスター
学会でよく行われるタイプ。研究成果をまとめたポスターやパネルを掲示し、その前で口頭発表を行います。
配布資料以上に、見た目のわかりやすさが重要。
まとめ
どのタイプであっても、口頭発表は不可欠。「自分の言葉で伝えるのだ!」という気持ちを鍛えましょうね。
最初はヘタでもOK!大学生はたくさん失敗してよし!私はオジサンになってもしょっちゅうスベってますよ。
まぁ、ゆっくりやっていきましょうや!